錫・亜鉛はんだとは  

プリント基板をはじめ電子機器には、はんだが多量に使用されております。これまでの鉛入りはんだ(錫-亜鉛)は鉛の毒性の問題から、欧州を中心に禁止され、鉛を含まないはんだ(鉛フリーはんだ)に切り替わりつつあります。鉛フリーはんだには錫-銀系、錫-イシジウム系、錫-亜鉛系などがあります。
-亜鉛系は価格が安く、接合温度が低く、接合信頼性も高いにもかかわらず、亜鉛が酸化しやすい金属であるため、一般的には使い物にならないと考えられてきました。この常識に対し、発明者は錫-亜鉛はんだを使いこなすための技術開発を行い、既に実用化されています。また、鉛フリーはんだの主流と考えられてきた錫--銅系のはんだは接合強度に起因するはんだはがれの問題を起こしやすいことが認識されています。これに対し、錫-亜鉛はんだは接合のコツが判れば従来のはんだよりも性能が高いことが判り広く世に知って頂くための活動を開始しています。

錫-亜鉛はんだの良いところ
鉛フリーはんだ実装の技術サポート [pdf] Q_A これで納得! 錫・亜鉛共晶はんだ(Sn-9Zn)が優れる理由 
鉛フリーはんだ実装の技術サポート [pdf] Q_A これで納得!錫・亜鉛共晶はんだ−トラブル解明編− 
鉛フリーはんだ実装の技術サポート [pdf] 続Q_A これで納得! 錫・亜鉛共晶はんだ(Sn-9Zn)が優れる理由

 

特許について  

世界に先駆けて錫-亜鉛はんだが電子回路基板の製造に関し、その良さに気がついた発明者らは東芝在籍中に、錫-亜鉛はんだを使用すれば、回避できない有力特許群を国内外に成立させることに成功いたしました。弊社は特許権者の東芝からサブライセンス権を受けて、特許料徴収を開始いたします。

 


Sn-Zn鉛 フリーはんだ

Economical and environment friendly

表1:鉛フリーはんだの比較 ◎:優 ○:良 △:やや問題あり ×:問題あり

 

錫・亜鉛共晶合金の特性  
錫・亜鉛共晶はんだは、従来の錫・亜鉛共晶はんだと同等の引っ張り強さ、伸びを有し、疲労強度は3〜4倍の特性があります。また、はんだ付け温度は従来の錫・亜鉛共晶と同等(220〜250℃)なので、全分野に対応できます。(図1・2参照)
図1:Sn-9ZnはんだおよびSn-37Pbはんだの引っ張り強さ伸びの比較 図2:Sn-9Znはんだの非弾性ひずみ範囲と疲労寿命
 
合金組成 溶融温度(℃) 形 状 HAL処理
棒 状 線 状 やに入り ボール状 粉末状 ペースト状
Sn-9Zn 199
Sn-8Zn-1Bi 185〜196〜199
表2:製品および技術  
   

 

製品とノウハウ
ソルダーペースト
大気下で、最高温度220〜230℃で使用できます。
ソルダーボール
ソルダーボールを電子部品に装着時、およびリフロー実装時は220℃で可能です。

球径 0.1〜0.8mm
寸法公差 ±10μm
やに入りはんだ(特権出願中)
はんだ Sn-9Zn
線径 0.3〜1.6mm

高温はんだ(特権出願中)

高温はんだについては、別途お問い合わせください。

基板表面処理技術
HAL(Hot Air Leveler)処理により、錫・鉛はんだと同様に大気下、220〜240℃でプリコートが可能です。
フローはんだ付け技術
窒素雰囲気下、220〜240℃で片面基板、両面基板ともフローはんだ付けができます。
耐リフトオフ性および耐ラウンド剥離性に優れています。

 


 

2008年9月現在のものです。

 

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